ケースやCPUクーラーなどに取り付けるファン。その回転を支える軸受けには、大雑把に分けて「ボールベアリング」と「スリーブベアリング」が存在します。
現在、PC向けのケースファンでは、低コストかつ静粛性に優れるスリーブベアリングと、その改良型のベアリングが主流となっています。ボールベアリングはスリーブベアリングに比べ、長寿命、熱に強い、設置方向を選ばないといった優位性がありますが、軸音がやや大きく、コストも高いため、採用製品はスリーブベアリングより少なめです。
長寿命で熱に強いというボールベアリングの特性は、長時間に渡って稼働させるPCの信頼性を高めます。また、一般的なスリーブベアリングは、ファンの軸を地面に対して垂直に設置する取り付けを苦手としており、水平設置時よりも大きな軸音が生じることがあります。ボールベアリングは取り付け方向に得手不得手がないため、ケースの天板や底面に設置するファンには、ボールベアリングを採用したファンが適しています。
●X-FAN製ケースファンの2ボールベアリングは日本製!
当店で販売しているX-FANのケースファンには、大手軸受けメーカーであるミネベアが日本で生産した高品質な2ボールベアリングを採用したモデルをご用意しております。中でも、回転数1,200rpmの「X-FAN RDL1225B(12SP)」は、比較的静かな動作音で風量もそれなりに得られるファンですので、PC内のエアフローをしっかり確保したい方におすすめの製品です。
これから夏に向け、PCケースの冷却能力アップをお考えのお客様は、ぜひX-FANの2ボールベアリング採用ファンをご検討ください。